「ラーバタス」および「らばた工房」作品の製作情報、製作者 高石ふう の自分語り(痛め)、防備録も兼ねております。
いい事考えた。
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ヒトというものはそもそも、言語で考えるものだと云ふ。すなわち、言語化できないものは、考えてないという事だ。考えたつもりでも、考えきれていないということだ。

「こういう絵が描きたい」という結果がある。しかし、そこへたどり着くまでの道がわからない。とりあえず模写を……その前にだ、仮にでもよいので、組み立てを考えてみる。その、こういう絵、というものがここに上げられれば貴兄にもわかりやすいのだが、アタシも描き手の端くれ、著作権には厳粛にありたい。貴兄にはそのあたり汲み取って欲しい。

いま取り掛かっているのは「顔」である。顔をどう表現するか?人物描きにとっては生き死にの問題だ。特に、鼻の影や、頬にできる稜線、陰影だ。アニメ的に塗るには、考えもしなかった部分である。まず、「ドコが」陰になってそれは「何色」であるか。そもそも卵形の立体が、アタシは正しくかけるのか?

整理しよう。問題は「正面顔の陰影を正確に、かつ、美しく描きたい。それを描きだすには」?」 →回答はこうだ。「自分は陰影の場所がまず解っていない。正確な陰影を脳内に叩き込んだ後、色に置き換える手段をとろうと思う」→そのためには→「形を単純化して、描けなくなる所までいく。描けない所が、わかっていない所だ」→具体的な手法は「カマイユ」を使おう。

って、これから↑の挿絵を描くことに。さあ、どんな絵になるやら……

って、おっほほほーーーい水曜日の朝でええええす皆様いかがお過ごしですか!?グローバルメソッド研究所のリーモア・E・高石です!誰!!唐突に謎始まりしてるんですけど、えっと、ブログにね、いつもみたいにぐだぐだ思いつくことを描くのではなく、こうしたいという思考の流れを描いてみたらどうかしら、って。

これ、普段はノートでやってて。書いてるのを後から読むと「うわーってやる」とか「ガシガシ描く」ってのを矢印で結んだりして、言語以外で表記してる部分が多くて。わかるかー、んなもん。でも、その結果、そこに考えが踏み込めてないんですよね。なので、活字ならそれが許されないし、これを読み手のヒトに伝わる=未来の自分にも伝わる、ように書いてみようと思ったの。ちょっと絵描いて来るねー また来週ーアデュ




前傾チルティング
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ぼくわ、とてもおねだんのお高い椅子に座って、作業をしています。お尻が痛くならないので、とても助かっております。このお高い、いやバカ高い椅子の購入を決めた理由のひとつに「前傾チルト」という機能があります。今日はそんなお話ですよ。

この前傾チルトというのは、座面が前に傾くのです。そう、背もたれが上に上がる感じ。コレがついてるのが、オカムラのシルフィーと、ハンマーミラーのアーロン。この二社になって、座面がネットになってるアーロンにしました。ちょうどハンモックみたいな感じで、お尻にやさしくて。値段は、アーロンのほうがおおよそ倍近く高いです。くそ。

じゃあ、この座面の前傾が何が良いかって話なんですけど、ご想像どおり、背中が伸びるんです。ぴん。ドなまくらな腹筋を持つ自分にとって、姿勢を維持しやすい椅子と言うのは、たとえバカみたいなお値段だろうと、手に入れる価値があるのです。でも高いわくそ。

で、年明け引っ越してからこの前傾モードにするの忘れてて(その程度かーい)。なんか作業に集中できないなー、すぐ飽きちゃうなーと思ってたんですけど、こないだ思い出して、また前傾モードになったら、やっぱりかなり良い感じなのです。

しかし、この姿勢ってのが、バカにならないみたいですよ奥さん。あんまり眠くならないのです。頭もちょっと回るので、いろんなことを思いつきます。これが創作者にとって創作の命。知性の泉。

別に、前傾チルトがない椅子でも、ようは、姿勢よく座ってればヨイのですが。おかげさまで、ようやくまた、やる気スイッチはいった感じです。うむ。よい買い物であった。

で、展望は、いま、衝動的に描きたいマンガがあります。DL用です。他には、前にお伝えした「ツイッター利用の企画」を始めたいのですけど、言ったその週にまんまと油彩にハマるという大失態。

でも、今やる気スイッチはいってるから大丈夫。うん。いけるんじゃないかな?うん。そんな近況でした。
もうじき暖かくなるみたいです。嬉しいですねぇー。
リターンオブユサイ
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ユサイとは、お湯につけた野菜で、生暖かいその手触りがって素敵なって違います。油につけた野菜で、実にオイリーでーなくてー!そうそう油につけたサイ!ライノサローース!違うわバカーー!失礼いたしました。油彩です。

さて、カノンが流れる(←携帯のUSEN)水曜のミッドナイトですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。火曜更新に頑張って戻そうとしてみている高石です。トゥデイイズウェンズデイ!ウェンズディムーン!失礼いたしました頑張ります。

えと、その油彩です。最近こちらにご訪問になられた方はご存知ないかもですが、いや、っていうか、最近ご訪問になられた方がまずおられるのかってとこですが、そうなんです。脱線しすぎな。このブログはこれがリズム。大地のリズムなのです。あ、で、自分昔、ちょっとだけ油彩かじってたんですよ。うげ、もう10年前だ!

あの頃、なにかモノを見ると、色の調合が解ったんですよ。ああ、あのメーカーの緑にアレを混ぜればあの色になるな、みたいな。これ、そんなにすごいチカラじゃないみたいで、油彩に慣れただけらしいです。カクテル飲んでお酒の調合がだいたい解っちゃうのと一緒です当時バーテン崩れなのあたし。

でもですね。通っていたアトリエがチビッコマンガ塾的なお仕事になってしまい、自宅には作業場なんか取れずで、自分の油彩箱はそのままダンボールで眠りにつきました。あの目が今もあったら、どんなに便利か……。退化するのは簡単なんです。

しかし、ようやく、このオレ生誕至上初の広さのビバさいたまな仕事場で、油彩道具を常時ほおりだして置けるのです。キタ……キタよ奥さん……!
久しぶりにダンボールをあけると、あの匂い。ああ……いい……ラリる(おおぉぃ) おはよう!10年ぶりだね!よく寝たね!

当時、それなりにこだわってたので、筆も絵の具もいいモノを買っていたんです貧乏なくせに。そしたらあなた、10年越しでも普通に使えちゃうの。びっくりよあたし。色も鮮やかなまま。わーい。復活。リターン。

で、早速当時のキャンバスボードにあるヘッタクソな黒歴史を塗りつぶし、シャコシャコしてたらあなた、幸せとはこのことで、あっという間に時間が溶けました。ツイッタに溶かすより速い。

それでですね。これが製作に繋がるのですよ。そりゃ単純に絵を描く時間が増えますが、それだけでなく、もともとCGでやりたいなーと思ってた「厚塗りっぽいの」が油彩でやっちゃえばいいんです。趣味で、ってことね。なんせこれ、すっげ時間掛かるから、締め切りに追われる作品用には向かないんです。でも、心が厚塗り、いやさ古典技法を求めていて、作品でもそういう塗りでやっちゃおうかなーとかいつも思ってしまって。

でもでもね、油彩の厚塗りって、その絵の具の生乾きとか、実際の絵の具の層(それが厚さなのかな)を利用するから、なんか、CGのって違うなー違うなーって。キャンバスと絵の具という物質的な抵抗勢力との戦いの果てに、あの感じの塗りがあるものなのですよこれが。どれが。

そもそも、うちの作品は、一枚絵というより流れとか、モンスターの生態とか、そっちがメインじゃないすか。だから、1枚に何十時間もかけていられないの。ということで、作品用の塗りは、いわゆるCGっポイ塗りで、そっち方面で磨いていくことにしよう!と!必要時間が半分どころか、5分の1ぐらいだからね。

で。挿絵が、吹っ切れて、アニメ塗りに。コレはこれですきなの。